発表会について

発表会についての考え方 

発表会について


ピアノ教室Bravuraでは年に1度ホールでの発表会を行なっています。参加は自由ですが、参加された方からは毎年「参加して良かった」との感想をいただいています。

普段一人で練習しているピアノを他の人に聴いてもらう機会を自分で作るにはなかなか厳しいと思います。発表会の有無でピアノへの姿勢もかなり変わってきます。

また、ピアノをいつ辞めるかを考える時に「発表会を機に」という方も相当数いらっしゃいます。ピアノは生涯を通じて続けられますが進級や進学等様々な事情を気に教室に通えなくなることもありますので先生に切り出すキッカケとしては良い機会とも言えます。辞めるつもりだったのが発表会が楽しかった為に続けることにした方も少なくありません。

ピアノの発表会のには以下の通り良い点があります。

1. 経験を積む機会

発表会は本番さながらの環境で演奏する貴重な機会です。練習の成果を実際に発揮することができます。

2. 自己表現の機会

発表会では自分の音楽を他の人々に披露することができます。自分の感情や表現力を最大限に活かすことができます。

3. 目標設定と達成感

発表会は特定の日時までに目標を達成するため、練習において目標意識を高める助けになります。また、演奏が成功した際には、達成感や自信が得られます。


但し以下の点が気になり参加されない方もいます。

1. 緊張やプレッシャー

発表会では一定のレベルの演奏が求められるため、初心者や練習不足の場合、緊張やプレッシャーを感じることがあります。

2. 自己評価の厳しさ

発表会での自己評価は厳しくなりがちです。演奏のミスや不完全な部分に気を取られ、自分を責めることがあります。

3. 反省点への焦り

発表会での演奏を振り返る際には、自分の課題や改善点に焦点を当てる傾向があります。その結果、反省点に対する焦りや自己評価の低下につながることがあります。

発表会にはプラスの要素が多くある一方、マイナスの要素も存在します。それぞれの個人の性格や状況によって、良い点と悪い点の影響の度合いは異なるかもしれません。